ネットワークスペシャリスト試験(NW)の勉強メモ
来週テストですね!
ということで、まずは試験範囲をまとめました。
IPAのサイトからDLできる試験要綱と出題範囲のPDFから抽出しただけ。
試験名
(7)ネットワークスペシャリスト試験(NW:Network Specialist Examination)
試験の対象者
- 対象者像
高度 IT 人材として確立した専門分野をもち,ネットワークに関係する固有技術を活用し,最適な情報システム基盤の企画・要件定義・開発・運用・保守において中心的な役割を果たすとともに,固有技術の専門家として,情報システムの企画・要件定義・開発・運用・保守への技術支援を行う者
- 業務と役割
ネットワークシステムを企画・要件定義・開発・運用・保守する業務に従事し,次の役割を主導的に果たすとともに,下位者を指導する。
1 ネットワーク管理者として,情報システム基盤であるネットワーク資源を管理する。
2 ネットワークシステムに対する要求を分析し,効率性・信頼性・安全性を考慮した企画・要件定義・開発・運用・保守を行う。
3 情報システムの企画・要件定義・開発・運用・保守において,ネットワーク関連の技術支援を行う。
- 期待する技術水準
目的に適合したネットワークシステムを構築・維持するため,次の知識・実践能力が要求される。
1 ネットワーク技術・ネットワークサービスの動向を広く見通し,目的に応じて適用可能な技術・サービスを選択できる。
2 企業・組織,又は個別アプリケーションの要求を的確に理解し,ネットワークシステムの要求仕様を作成できる。
3 要求仕様に関連するモデリングなどの設計技法,プロトコル技術,信頼性設計,セキュリティ技術,ネットワークサービス,コストなどを評価して,最適な論理設計・物理設計ができる。
4 ネットワーク関連企業(通信事業者,ベンダ,工事業者など)を活用して,ネットワークシステムの構築・運用ができる。
- レベル対応
共通キャリア・スキルフレームワークの人材像:テクニカルスペシャリストのレベル 4 の前提要件
出題範囲
テクノロジ系
- 2 コンピュータシステム
- 3 コンピュータ構成要素 ○3
- 4 システム構成要素 ○3
- 3 技術要素
- 10 ネットワーク ◎4
- 11 セキュリティ ◎4
- 4 ソフトウェア
- 12 システム開発技術 ○3
- 13 ソフトウェア開発管理技術 ○3
※注記 1 ○は出題範囲であることを,◎は出題範囲のうちの重点分野であることを表す。
※注記 2 1,2,3,4 は技術レベルを表し,4 が最も高度で,上位は下位を包含する。
午前の出題範囲
※レベル3は応用情報と同じレベルなので無視
10 ネットワーク
2 データ通信と制御
など
11 セキュリティ
1 情報セキュリティ
- 情報の機密性・完全性・可用性,
- 脅威,
- 脆弱性,
- 攻撃手法(SQL インジェクション,クロスサイトスクリプティング,DoS 攻撃,フィッシング,標的型攻撃ほか),
- 暗号化技術(共通鍵,公開鍵,秘密鍵,RSA,AES,ハイブリッド暗号,ハッシュ関数ほか),
- 認証技術(ディジタル署名,メッセージ認証,タイムスタンプほか),
- 利用者認証(ID・パスワードほか),
- 生体認証技術,
- 公開鍵基盤(PKI,認証局,ディジタル証明書ほか),
- 政府認証基盤(GPKI,ブリッジ認証局ほか)
など
3 セキュリティ技術評価
- ISO/IEC 15408(コモンクライテリア),
- JISEC(ITセキュリティ評価及び認証制度),
- JCMVP(暗号モジュール試験及び認証制度)
など
午後試験
1 ネットワークシステムの企画・要件定義・開発に関すること
- ネットワークシステムの要求分析,
- 論理設計,
- 物理設計,
- 信頼性設計,
- 性能設計,
- セキュリティ設計,
- アドレス設計,
- 運用設計,
- インプリメンテーション,
- テスト,
- 移行,
- 評価(性能,信頼性,品質,経済性ほか),
- 改善提案
など
2 ネットワークシステムの運用・保守に関すること
- ネットワークシステムの運用・保守,
- セキュリティ管理・体制
など
3 ネットワーク技術・関連法規・標準に関すること
- ネットワークシステムの構成技術,
- トラフィックに関する技術,
- セキュリティ技術,
- 信頼性設計技術,
- 符号化・データ伝送技術,
- ネットワーク関連法規及び倫理,
- ネットワークに関する国内・国際標準及びその他規格
など
4 ネットワークサービス活用に関すること
- 市場で実現している,又は実現しつつある各種ネットワークサービスの利用技術,
- 評価技術及び現行システムからの移行技術
など
5 ネットワーク・アプリケーション技術に関すること
- 電子メール,
- ファイル転送,
- Web アクセス技術,
- アプリケーション間通信,
- コンテンツ配信
など
さて、これから勉強です!